内向型人間の英語学習

英語学習の考え方
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はじめに

外向型と内向型いう言葉はご存じですか?
人の思考パターンや行動パターンのようなものですが、
これらの違いが英語学習に与える影響についてみていきましょう。

外向型と内向型とは?

簡単に言うと下記のようなタイプになります。
 外向型…社交的、人と話すのが好き・得意、誰かと話してストレス発散
 内向型…口数は多くない、頭の中でじっくり思考するタイプ、1人になることでストレス発散
ちなみに私は内向型人間です。

一般的な英会話学習法は外向型向き?

英語を話せるようになるには、
「とにかくたくさん英語を話すことだ」
「外国人のいるバーやMeetupに出て話すことだ」
といったようなことを聞いたことがあるかもしれません。
これはある意味その通りで、
英語を話すために英語を話す機会を作ることは、必要不可欠だと思います。
しかし、問題点としては内向型人間には負荷が高いということです。
外向的な人は、「英語を話す」というプレッシャーがかかるだけですが、
内向的な人は、「英語を話す」に加えて「会話によるストレス」も発生します
内向的な人が、外向的な人と同じ方法で学んでいても、
辛くて辞めてしまう、ということに繋がる可能性が高くなります。

内向型人間の英会話学習

では内向型の人はどのように勉強すればいいのでしょうか。
実際に人と話すとストレスになってしまいますので、
苦痛になるほど、外国人などとの英会話をし過ぎないことです。
でも話さないと話せるようにならないんじゃないかと疑問に持つと思います。
実在する人と話さなくても、疑似的に話している状態であれば、
話すトレーニングに十分なります。
良い方法としては、普段、無意識的に考えていることを英語に書き出してみることです。
内向的な人は思考力が高いので、ネタは多く持っているはずです。
口に出さないだけで、いろいろ思いついてますよね?
それを英語にすればいいのです。
人に言うわけでも誰かに見られる訳でもはないので、
ちょっとお馬鹿な内容でも下品な内容でも何でもいいのです(笑)
思いついた日本語を英語にできないことはあると思いますが、
できないときはできないで大丈夫です。
大事なことは自分が何を考えていたかを理解し、
それを英語にしようとするプロセスを繰り返すことです。
あえて英語の勉強時間を取らなくても、結構なトレーニングになります。

外向型の場合

この記事を読まれている方は内向的な方が多いと思いますが、
参考までに外向型の方向けの英語学習も考えてみましょう。
上述したように、外向的な方は、話すこと自体には抵抗感がありませんので、
人と話して覚える、というやり方を軸とすることは良いと思います。
ただし、何となく話してるだけになる可能性があるので、注意が必要です。
文法書や教材を読む事に対して、抵抗感が見られますので、
英会話レッスンでは、何か1つ、今日はこのフレーズを使ってみる、など
少しの準備と少しのレビューをすると良いと思います。
内向型の人からすると、外向型の人は、うらやましい存在に見えますが、
英語力がなければ外向的な人も話せません。
時間は多く取らなくてもいいので、少しだけ文法書を見るとか、
本やニュース記事などを読む時間を取ると、しっかりとした文を見る機会ができ、
会話にも活かせるようになります。

おわりに

今回は、外向型と内向型の違いによる英語学習について、見てきました
まずは自分が外向型か内向型かを理解し、
自分が気持ちよく学べるやり方を見つけていきましょう。

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