はじめに
英語学習を楽しんでいますか?
楽しんでいれば毎日学習できているでしょう^^
今回は、「英語の勉強は毎日しなければならない」と、
思ってしまう方に役立つ内容をお伝えします。
英語の勉強は、英語を楽しむ時間
「勉強」という単語は使わない
まず、「勉強」という単語について考えてみましょう。
勉強というと、やらねばならないもの、というマイナスイメージがあり、
勉強しよう!と決意し行動するパワーが必要な気がしてきます。
子供の頃に親や先生から、下記のように脅されてきたかもしれません。
・勉強しなさい! 勉強しなければ、良い学校に入れないわよ!
・勉強しなければ、良い会社に入って良い給料はもらえないぞ!
私たちの潜在意識に勉強=嫌なものというイメージがあるため、
「勉強」にモチベーションが上がらない人は、勉強という言葉は使わないでおきましょう。
勉強する時間は、”英語を楽しむ時間”
勉強する時間は、”英語を楽しむ時間”と考えてみましょう
いざ取り掛かる前に「よし、今から英語を楽しむ時間だ」
と言った方がやる気になりませんか?
言葉遊びと思うかもしれませんが、言葉一つで気持ちや結果も変わってきます。
自分をうまく動かしていきましょう。
英語の学習時間はあくまで目安
1万時間の法則はプロレベル
英語の習得にはどれくらい学習したらいいのか気になると思います。
どれくらいの速度で、どれくらいのレベルまで行きたいのかで、
学習時間は異なってきますが、よく言われるのが1万時間の法則です。
10,000時間やれば、その道のプロになれるという一種の基準です。
ただし、これは一流と言えるレベルで、同時通訳者になりたいとか、
そういったレベルの方の学習時間だと思います。
それに10,000時間は並大抵のことではありません。
1日3時間休まず学習しても、9年以上かかります。
一般的な社会人に必要な学習時間
それでは、プロレベルにならなくてもいいけど、
英語を扱えるようになりたい人はどれくらい学習すればいいのでしょうか。
1つの基準としては、2,200時間という基準があります。
これは英語ネイティブスピーカーが日本語を習得するのに必要な時間と言われています。
10,000時間よりはマシになりましたが、2,200時間でもかなりの時間ですよね。
ただ、皆さんはすでに学校で英語を習った経験があり、その時間は差し引けます。
年代によって学校での英語学習時間は異なると思いますが、
中学3年間:315時間 高校3年間:315時間 の計730時間
を学習された方が多いようです。
中高だけで考えた場合は、2,200時間ー730時間=1,470時間 です。
授業以外の時間も、宿題をやったり塾に行ったりしていればそれも引けると考えます。
また大学で学習されたり、社会人になって学習した分の時間も引けますね。
人によっていろいろな条件がありますが、
一般的な社会人が英語を習得するのに必要な時間は、
総じて、1,000~1,500時間と言えそうですね。
1,000時間とした場合、1日約3時間の学習で1年かかる計算です。
学習時間は目標にしない
1,000時間の学習が必要なように思えてしまうと思いますが、
1,000時間は目標にはせず、ただの観測地点と捉えましょう。
日々の学習をしていくうちに、気づいたら1000時間を超えていた、
という状態が理想です。
1,000時間やれば、継続できるという自信がつき、
英語学習が習慣化した1つの結果だと判断できます。
なお、当然ながら1,000時間の学習内容も大事ですので、
盲目的な勉強にならないように注意しましょう。
毎日学習しなければならないのか
結論から言えば、毎日学習しなければならないことはありません。
ただ、やらな過ぎても、弊害がありそうです。
1日の学習時間と合計学習時間
社会人が1,000時間学習が必要だと仮定して、
1日の学習時間ごとに1,000時間までどれくらいかかるか、
まとめたのが下表です。
![](https://akira-0783.com/wp-content/uploads/2022/05/image-1.png)
1日3時間学習すれば、1年で1,000時間に達する理想形です。
1日の勉強時間を減らしていくと、1日2時間で2年、1日1時間で3年かかります。
そして興味深いのが1日1時間の学習を下回った場合です。
1日30分の学習では、1,000時間まで6年かかり、
1日15分では、なんと11年かかります。
学習の基本は1日時間以上
上記の表から分かる通り、1日の学習時間が1時間を切ると、
1,000時間までの到達が極端に遅くなります。
学習が長引く弊害としては、
「何年も勉強しているのに全然英語が出来ない」
という気持ちに陥る可能性が高まることです。
英語を習得したいなら、1日1時間相当の学習を心掛けた方がベターです。
学習時間は1日単位ではなく週単位で管理
説明上、1日1時間という言い方をしていますが、
改めて言いますが、毎日学習しなければならないことはありません。
私のおすすめは、週単位で時間を管理することです。
1日1時間を基準にすれば、1週間で7時間です。
例えば、1日休んで、残りの6日で7時間学習すればいいのです。
やる気の出ないときに無理やりやるより、
乗っているときに稼いでしまいましょう。
ただ、1日7時間やるというのは極端すぎますので、
学習する日は最低週4日はやりましょう。
おわりに
今回は、英語を毎日勉強しなければならないのかどうか、という考えに対して、
学習時間の目安を示しながら、ご紹介しました。
毎日勉強しなければならない訳ではありませんが、
英語に触れている時間が無ければ、使えるようにもならないのは事実です。
自分の投資時間を無駄にしないよう、取り組んで行きましょう!
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