読書と英語学習の関係性

英語学習の考え方
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はじめに

皆さんは読書はされますか?
今回は英語の本の紹介などではなく、
普段から読まれている読書のスタイルを考えつつ、
英語学習にも活かすことをお伝えしていきます。
なお、ここで言う本は、自己啓発本やビジネス書のような本を想定しています。

本は読むことが目的ではない

「本は読んだ方が良い」という事は生きていればたくさん聞いてきたことと思います。
そして、本をたくさん読んで満足する、
それで終わってしまっている方は多いのではないでしょうか?
もちろん、読んだだけではまったく意味が無いということはありませんが、
本から良い考えを仕入れても、自分に活かせていなければ、
質の高い読書とは言えないのではないでしょうか。

読書は英語学習でいうインプット

読書は英語学習にも通ずるところがあります。
読書は英語学習で言えば、単語やフレーズ、文法などの知識をインプットする工程です。
本を読んで良い知識を仕入れて満足することと、英語の知識を入れて満足することに似ています。
仕入れた知識をどう自分に活かしていくかは読書も英語学習も同じです。
情報を仕入れて勉強した気になっただけでは使えるようになるのは難しいということですね。
まず情報を仕入れるときの心構えや注意点を見て行きましょう。

情報量ではなく行動量

情報を入手するときは、情報量よりも行動量の多さを重視するようにしましょう。
例えば、読書では良い情報を手に入れようとマインドセットされていることが多いと思いますが、
そこで、本をたくさん読むという読書の冊数の多さに拘るのを止めて、
読んだ後の行動量の多さに拘る、ということです。
具体的には、
・本を読み進めているときに出来そうな事が思い浮かんだらメモをする
・とにかく読み進めようとする自分を抑えて、自分が出来る行動を考える
・本を読むのに時間がかかってもいいと考える
・読み終わってすぐに別の本を読み始めない
といったことをすると良いです。
行動量に注目すれば、たくさんの本を読むことができなくなる可能性がありますが、
それで良いのではないでしょうか?
情報をたくさん入れても、記憶からすぐ忘れてしまいますので、
少ない情報からでも、自分ができる行動が生まれた方が価値があると思います。
また自分の思った感情や意見にも耳を傾けましょう。
それは本に書かれていない、あなた自身の貴重なアドバイスです。

英語学習も読書のスタイルと同じ

自分に必要な情報を選択する

英語学習をしていると、自分の足りない所にばかりに目がいき、
あれもこれもやらなければいけないと思い、情報過多になってしまいがちです。
これはたくさんの本を読んで、頭がいっぱいいっぱいになっている状況と同じですので、
自分に必要そうなことを厳選して選択します。
例えば、英語学習本を1冊読んで満足するのではなく、
その本を読み、何を得たのか、自分にどう活かせるのかを考え、
行動することを文字化して、やることを明確にすることです。

情報を仕入れたら行動に変える

自分に役立ちそうなことを選んだら、次は行動に変えていきます。
最初は1つでも行動を実行できたら良しと考えます。
自分の処理能力が上げていき、行動数を増やしていけばいいでしょう。
やることは考え方でもフレーズを覚えるでも何でも構いません。
コツは仕入れた情報を全部使おうとしない事です。
より多くの情報を手に入れるに越したことはないと思うかもしれませんが、
使えない知識をいくら知っていても、頭の容量を使うだけであまり効果的ではありません。
それだったら最初から使えそうなところだけ使う、
ということをした方が時間の削減になり、行動する余裕もでき、結果を変えることができます。
まずこの記事を読んで感じた事からやってみましょう。

おわりに

今回は読書と英語学習の関係性に触れながら、
英語学習に役立つ考えをお伝えしました。
日々工夫を重ねて上達していきましょう!

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