コツコツ勉強しないといけないのか?

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はじめに

あなたはコツコツ勉強する派ですか? 一度にガッツリ勉強する派ですか? 
今回は、英語学習の場合に、どういった違いがあるか、についてお伝えしていきます。

コツコツ派とガッツリ派とは

改めて説明しますと、コツコツ派とガッツリ派は、勉強スタイルの違いです。
コツコツ派は、毎日少しずつでも勉強する時間を確保し、着実に進んでいくタイプです。
ガッツリ派は、毎日勉強はせず、休みの日などに一気に何時間も勉強するタイプです。

コツコツ派のメリット・デメリット

コツコツ派の最大のメリットは、英語との接触頻度が増えるということです。
例えトータルで同じ時間を勉強したとしても、
時間を分けて勉強した方が、思い出し効果があり、単語やフレーズが定着しやすくなります。
また、毎日コツコツ勉強することが、毎日英語を勉強をするという習慣作りにもなり、
コツコツ派のメリットは大きいです。
対して、デメリットはどうでしょうか?
あまり注目されませんが、デメリットが無いわけではありません。
コツコツ勉強するということは、勉強する時間が細切れになるということです。
個人差はありますが、勉強を始めるまでに、
「勉強しなきゃ」というような、悶々とする決断時間が存在します。
勉強を始める回数が増え、切り替え時間がより必要になる、
ということに関してはデメリットとも言えます。

ガッツリ派のメリット・デメリット

ガッツリ派のメリットは、学習時間を一気に稼ぐことができるということです。
毎日勉強はできないが、週末なら6時間くらいは勉強できるという人もいます。
英語を話せるようになるには、ある程度の勉強時間は必要不可欠ですが、
その見かけの時間を短期間で確保することができます。
また、一度の勉強時間が長いだけに、勉強した感が大きいです。
コツコツ派に対して、勉強を始める回数が少ないので、
勉強を始めるまでの決断時間は減らすことが出来ます。
デメリットとしては、勉強する回数が減る事で、習慣化しにくくなることや、
単語やフレーズの定着がしにくくなる傾向になります。

コツコツ派とガッツリ派の良い所を取り入れよう

自分はコツコツ派だとか、ガツガツ派だとか思われると思います。
基本的な自分のタイプを認めつつも、どちらかに決めつけず、
どちらの良いことも取り入れていく方が効果的に勉強していけます。
私のおすすめは、今日はコツコツ派で、明日はガッツリ派で行く、というように、
自分に対して厳しい条件付けをしないことです。
コツコツ派だから毎日勉強しなければならない、などと思いが込み上げてくると、
勉強が辛くなってしまいます。
そういうときはガッツリ派を見習って今日は休もうとかでもいいのです。
逆にガッツリ派の人は、習慣化するために、今週1週間は、勉強時間を減らして、
毎日30分勉強してみよう、とかできそうなコツコツをすればいいのです。

勉強項目ごとに変えることもできる

私は基本的にはコツコツ派ですが、勉強する項目によっても下記のように使い分けています。
 リーディングなどのインプットは、ガッツリ系
 英会話や予習・復習は、コツコツ系
私がこうしている理由は、
リーディングでは、ニュース記事などは一度に最後までまとめて読みたいので、
特に時間制限を設けずに、読み終えるまでやるようにしています。
記事の長さにもよりますが、時間的には長めの傾向になります。
対しては、英会話レッスンやその予習・復習はコツコツを意識しています。
私は人と話すことに関して疲れやすい性質なので、30分など短い時間で、
細く長くやるスタンスで続けています。
これは私のスタイルなので、自分に合うスタイルを見つけていきましょう。
人によっては1日で何時間も英会話できる人がいますが、
そういう人は英会話がガッツリ系の人です。
このタイプの人はリーディングは苦手な傾向にありますので、
リーディングをコツコツ系として、30分など時間を区切って勉強するのが良いでしょう。

おわりに

今回は、コツコツ系とガッツリ系の勉強スタイルの違いについてお伝えしました。
英語学習は継続が大事と良く言われるので、コツコツ派の方が良さそうに見えますが、
無理やりコツコツやって続かなくなっては本末転倒です。
ガッツリ系の要素もうまく生かして、時には休んで、効果的に勉強を継続していきましょう。

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