英単語の覚え方(1)~絶対に外せない三原則~

英語学習の考え方
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はじめに

英語学習において、英単語を覚えることは避けて通れませんが、
がむしゃらに覚えようとしても、いつしか限界を迎えて続かなくなったりします。
英単語を覚える上でのテクニックやマインドをお伝えしていきます。
どんなことも楽しくやった者勝ちです。自分が使えると思う手法を取り入れていってください。
今回は英単語を覚える上で絶対に外せないポイントについてお伝えします。

英単語を覚える三原則

やり方を問わず、英単語を覚えるときに絶対に外せない要素は次の3つだと考えます。

・英単語は例文と一緒に覚える
・英単語の発音を確認し、声に出して発音する
・英単語に繰り返し触れる

英単語は例文と一緒に覚える

覚えたい単語がどのように使わているか確認しながら覚えることが大切です。
そうしないと、いざ使おうとしたときにその単語をどう使っていいか分からないからです。
例文は、辞書の例文や英語のテキストなどから引用して覚えるのが基本になります。
ただ初級者の場合は、そもそも理解できる単語の数が少なく、
例文にすると分からない単語だらけになってしまうことがあります。
良い例文が見つからない場合は、無理せず諦めるという判断も実は必要です。
分かり易い例文の物から覚えて良き、次にまたその単語・例文と出会うときには、
分かるようになっているかもしれません。
ゲームで例えるなら、まだスタートしたばかりで自分が低レベルのときに、
高レベルのボスに遭遇してしまったような状態です。
分からないときは強敵かもしれないので、潔く身を引く感覚も身につけておきましょう。
そうすれば覚えられなくても落ち込むことはなくなります。

英単語の発音を確認し、声に出して発音する

見落としがちなのが発音の確認です。発音は超重要です。
例え文字で覚えたとしても、発音を理解していなければ、聞いて理解することができません。
せっかく覚えたのに聞いて分からないって、悲しいですよね。
そうならないように、新しい単語を覚える時は必ず発音を確認しましょう。
このときにスペルから予想して、思い込みで発音を確認しないのは厳禁です。
英語はスペルと発音が異なる言語ですので、面倒くさがらずに確認しましょう。
よくある例としては、walk と work の発音の違いです。
スペルにつられると、walkはワァク、workはウォクのようになりますが、
実際はwalkはウクに近いですし、workはワクに近いです。
カタカナで発音を表現するには限界がありますが、ここでは分かり易いように書いています。

英単語に繰り返し触れる

英単語の覚え方にいろいろな手法があると思いますが、
残念ながらこの過程を飛ばすことはできないと思います。
人間は忘れる生き物ですので、何度も何度もその単語に触れる必要があります。
その単語に触れる方法はいろいろな角度から試みるとより効果的です。
例えば下記のやり方があります。
・最初に知った例文を読み上げることを繰り返す。
・例文を書きながら発音することを繰り返す
・覚えた単語を含んだ音声を聞く(文字を見ない)
・覚えてきたら例文の他の部分を変えてみる など

逆に避けた方がいい覚え方

学生時代の試験勉強でやりがちな、日本語1語を見て英単語1語を見る、
というやり方は、試験では通用するかもしれませんが、
実用英語ではあまり効果的とは言えないのでおすすめしません。
実際、英語と日本語は言語が違いますので、単語の意味が完全に1対1になることは、
基本的にないものだと、広い心で受け入れる余裕を思っておいた方がいいです。
そういうと初級者の方は何を信じればいいんだとなってしまいそうですが、
英単語の意味を辞書で調べて、日本語で意味をとるときは、大体の意味だ、
と理解しておけば大丈夫です。

おわりに

英単語の覚え方の3原則について紹介しました。
今回紹介した内容はとても重要ですので、
ぜひ英単語を覚える際には取り入れて頂ければと思います。

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