自分の軸となる英会話講師を見つける

英会話
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いつも違う講師が良いか?同じ講師が良いか?

結論から言いますと、
自分の軸となる先生を一人は持ち、たまには別の先生のレッスンを受けてみる、
ということが私のおすすめです。
ここで、自分の軸となる先生の定義は下記のとおりです。

  • 気の合う人
  • 怖くない人
  • 一緒に居て安心できる人
  • 自分の言いたいことを理解しようとしれくれる人
  • 適切なアドバイスをしてくれると思える人

定義と言いつつ、抽象的なところもありますが、
理屈より、皆さんの感じ方が重要です。

では、それぞれのメリット、デメリットを比較してみましょう。

それぞれのメリット・デメリット

毎回のレッスンが違う講師の場合

メリット
  • 多くの人の英語が聞けるので、理解しようとする力がつく
  • 初めて会う人が多くなり、自己紹介の練習が出来る
  • 人によって興味や着眼点が違うので、同じ話題でも話しが変わる面白さがある
  • 交流する人数が多くなり、新しい刺激が多い
デメリット
  • 話したことのない人との会話が多くなり、毎回緊張した状態になりやすい
  • うまくいかないときに、自分の調子が悪いのか、相性が悪いのか分かり難い
    (相性が悪いのに英語力が問題だと思って、無駄に落ち込む可能性がある)
  • 自己紹介する回数が多くなり、同じ話題になりやすい。自己紹介に時間を取られる
  • 同じ先生と会う回数は減るので、先生と継続的な関係を作るのは難しい

いつも同じ講師の場合

メリット
  • 積み重ねてきた関係があり、お互いに安心感を持って会話をスタートできる
  • レッスン前から先生の人柄が分かっているので英会話に集中できる
  • レッスンを受けてきた歴史があるので、自分の苦手なポイントなど分かってくれやすい
  • 自分の英語の調子が悪いときでも、初めての先生より焦らなくなる
  • 毎回、自己紹介をする必要がない
デメリット
  • 英語で多くの人と話す機会は減る
  • 慣れてくると、新鮮さは薄くなる
  • 話すネタが無くなってくるかもしれない

英会話教室を戦略的に選ぶ

講師が毎回違うかどうか、同じ先生を選べるかどうかは、
英会話教室の種類によって変わってきます。
自分の性格的にどうか、今までの経験からどちらがより自分に効果的か、
よく考えて、英会話教室を選びましょう。

対人関係が苦手な方

英語以外のことが原因でうまく話せなかったときでも、
自分の英語力が低いと感違いしてしまう可能性があります。
こういった方は特に、いつも同じ先生のレッスンを受けることをお勧めします。
挑戦する気力があるときに、折を見て別の先生にチャレンジするなど工夫をすれば、
無駄に落ち込みことが少なくなり、継続しやすくなります。

誰でも気兼ねなく話せる方

社交性のある方は、毎回違う先生でも楽しく会話できることが多いでしょう。
いつも同じ先生だと退屈してしまうかもしれませんので、
毎回違う先生でもそれほど問題にはならないと思います。
一方で、楽しく話せるものの、楽しいだけで上達感が得られないという場合もあります。
そういった場合は、ある程度自分のことを見てくれる先生に、
自分はもっとこういうことが言えるようになりたいなど自分の要望を明確に伝え、
それが出来るようにレッスンしてもらうことで上達に繋がると思います。

自分のお気に入りの先生がすぐに見つかるかどうかは運

冒頭で述べた通り、自分の軸となる先生を持つことをおすすめしますが、
その方がすぐに見つかるかどうかは、残念ながら運次第です。
入った英会話教室ですぐ見つかるかもしれませんし、中々巡り合えないかもしれません。
この人だ!と思える人が見つかるまでは粘り強く頑張りましょう。

入った英会話教室に自分に合う先生が居なかった場合は、早々に変えた方が良いかもしれません。
英語に限ったことではありませんが、良い先生に出会えるかどうかは重要で、
今後の英語人生に影響します。
もちろん英語学習者自身がどれだけ学習に取り組むかかが一番大事ですが、
先生が生徒に与える影響が大きいのも事実です。

余談ですが、私が超初心者の頃に英語を挫折したとき、英会話教室の先生に
「何で喋れないんだよォー!」
と若干怒り気味に言われたことがありました。
今思い返せば最低な先生でしたね(笑)

良い人ほど自分がいけないんだ、と自分のせいにしてしまいがちですが、
このように先生として問題がある方もいらっしゃいます。
時には、自分は悪くない!先生に問題がある!と思って、
割り切ることも必要かもしれません。

まとめ

  • 対人関係が苦手な方は、まずはいつも同じ講師から教えてもらおう
    たまに違う先生にチャレンジしてみよう
  • 社交性のある方でも、自分の改善ポイントを向上させるために、
    自分の事をしっかり見てくれる先生を1人見つけよう
  • お気に入りの先生が見つかるまで諦めずに探そう

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