はじめに
英語の勉強をしていても、英語のテストを受ける人、受けない人いると思います
自分は当初、英語資格ネガをもっていましたが、
英検®を実際にやった感想としては、英会話で使える英語が豊富にあると感じました
今回は特に英検®にフォーカスしてお伝えしていきます。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
正式情報は英検®公式ホームページをご確認ください。
英語資格ネガだった
私は英語学習をやり直した当初、英語系の資格には興味がありませんでした。
むしろ資格英語に対するネガティブイメージがあり、下記の価値観を持っていました。
■ネガティブ理由１
資格英語＝学校英語
↓
学校英語＝役に立たない
↓
資格英語＝役に立たない
■ネガティブ理由２
TOEIC満点でも喋れるようにならない
↓
勉強する意味がない
真偽はどうあれ、そう思っていたので、試験は受けようとせず、
ひたすら英会話教室に通って実践的な英語を学習することにしていました。
英語資格の英語は役に立たない訳ではない
英会話教室に通っていると、英検®やTOEICを受けたら良い、
ということをしばしば言われます。
上記の通り、私は乗り気ではなかったのですが、
何度も言われるので、重い腰を上げて英検®の勉強を始めました。
当時は英検®３級でも難しいと感じていましたが、
それでも英会話に役に立つ価値があることに気づきました。
そのとき、資格英語＝役に立たたない という方程式が崩れました
英検®の過去問の問題用紙の表紙に「実用英語技能検定」と書いてあり、
実用英語に相応しいと思ったことを覚えています。
そのとき同時に、「資格英語は役に立たないって言ったのは誰だよー！」と
思いましたが、他ならぬ自分でした。
もっと早く知っていたら良かったと思ったのを覚えています。
受験しなければならない訳ではない
英検®の勉強を始めるぞ！と思うと、半自動的に受験することを考えると思います。
せっかく勉強しているのだから受験したくなるという気持ちはよく分かりますが、
受験しないという選択肢もあるということです。
受験しなくても過去問から英会話に必要なエッセンス（フレーズや文法要素など）を
学ぶことができ、それだけで十分に価値があります。
逆に受験する場合、受験するメリットとデメリットを理解しておくことが大事です。
英検®を受験するメリット
１．合格した場合、その証を公的に証明できる（主に国内）
英検®は権威のある資格で知名度も高いため、
英検®級を伝える事で英語力を簡単に示すことができます。
２．国際的な英語レベルを表すＣＥＦＲが算出され、自分のレベルをより明確に把握できる
ＣＥＦＲで他規格とのレベル感を比較できますので、他の資格取得する場合は参考になります。
３．英語の４技能（読む、聞く、書く、話す）をバランスよく評価できる
自己学習では、読む、聞くなどの学習に偏りがちですが、
受験を決めることで、書く、話す練習をする時間が確保できます。
４．受験日に向けて集中して勉強しようと思える動機になる
英検®を受験するデメリット
１．合否がはっきり分かれる
不合格になると精神的ダメージを受ける可能性がある
２．子供の受験者に劣等感を感じる可能性がある
特に難易度が低い級に行くほど子供が増えます
その中に大人の自分がいると居心地は良くはないです
３．受験費用がかかる
級が上がるにつれ値段が高くなります
４．受験のための時間がかかる
従来型の試験では１次と２次試験が別日になり２日必要です。
従来型は全てリアル（紙とペンを使い面接は人間が対応）、
S-CBT型は試験会場でパソコンを使って受験する試験です。
英検S-CBTのメリットデメリットについてはこちらの記事を参考にしてください。
英検® S-CBT 試験で失敗しないために
英検®英語の価値
それは、自分の意見をしっかり考えることができる、それを表現する練習ができることです。
英語ができれば、英検®もできると思いがちですが、
人間力を試されている試験でもあると思います。
特にライティングやスピーキングにそれが求められます。
出題される内容は社会問題などで、普段からある社会問題に対し自分はどう考えていて、
それを解決するにはどうしたらいいか？など、普段からそういった事を考えていないと、
そもそも日本語でも回答が浮かばないからです。
特に日本人は集団意識的に考えて、自分の考えを明確にしないことがあります。
自分の考えをしっかり持ち、伝えていくために、英検®はとても素晴らしいと思います。
おわりに
今回は、英検®のメリット・デメリットについてお伝えしました。
英検®受験にもメリット・デメリットがありますので、
受験する場合は、デメリットを理解した上で受験することをおすすめします。
受験しなくても充分に価値のある内容が詰まっていますので、
まずは英検®の過去問を見てみるのはいかがでしょうか。
少し味見をして役に立ちそうと思えれば、勉強に取り入れてみましょう。
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