英語学習で志向パターンを使いこなす

英語学習の考え方
この記事は約3分で読めます。

はじめに

英語学習は順調でしょうか?
今回は2つの志向パターンについて考えてみましょう。
志向とは、心が意識する方向性のことです。

原因志向と目的志向

例えば何かうまくいかないときがあるとき、普段どのように考えているでしょうか?
対応する方法として、下記の2つの方向性があると考えます。
(1) 原因志向 
 出来ない原因を特定して、それを改善する
(2) 目的志向 
 出来る要因を考えて、それが出来るように創造する
どちらが良い悪いではなく、うまく使いこなすことが大切だと考えます。

志向パターンを意識するタイミング

元気なときは原因志向

ズバリ、うまくいかないのなら、そのうまくいかない原因を取り除く方法です。
原因をうまく改善できればスッキリすると思いますが、注意点があります。
それはネガティブ思考になりやすいことです。
出来ない理由を探している訳ですから、自分に出来ないと言っているような側面があります。
なので、自分が精神的に弱っているときはこの方法はおすすめしません。
その場合は、次の目的志向で考えて、自分を上げていく方法をおすすめします。
ただし、原因志向は弱点を改善するという観点では効果的なため、
心が元気なとき、何を言われても大丈夫という心境のときが望ましいと思います。

落ち込み気味なときは目的志向

目的志向は、〇〇が出来るようになる事にフォーカスします。
ゆえに、自分が今どんな状態であるかは関係ありません。
これは大きな目標達成にも使える考え方だと思いますが、
実践的にはすぐに出来そうなことに使うことをおすすめします。
大きな目的だと達成した実感が沸き難いためです。
例えば、英語を聞き取れないのであれば、
単語の発音を1つ1つ確認していこうとか、
文字を見ながら音を聞いてみようとか、
アイディアや対応策が浮かんできたり、考えたりしようとします。
基本的に前向きな思考になるので、気持ちが弱っているときこそ、
自分の心を整える方法としておすすめします。

思考パターンの裏側

原因志向は劣等感との闘い

出来ない原因を探すことになるため、自分の劣等感と向かい合うことを意味します。
心が弱っているときにやらない方がいい理由はこれです。
自分の出来ないマインドを誘発してモチベーションを下げることに繋がるからです。
でも、一見避けたくなる劣等感ですが、改善できれば大きなリターンが帰ってきます。
逆境を打ち破り、成長したいと強く思われたときに向かい合うと良いと思います。
ストイックにずっと逆境だと疲れてしまいますので、ほどほどに、ですね。

原因志向は良いことも見よう

上記では、原因志向はうまくいかない原因をメインに話してきましたが、
もちろん、順調な原因を探るという原因志向も取り込みたいところです。
その日の身体的な体調や精神的な体調、英会話ならだれが相手なのかなど、
順調なときは、なんで今日は順調だったのか?を知っておくことは大事です。
うまくいかないときやニュートラルなとき(良くも悪くもないとき)に、
調子の良い方向へ持っていけるからです。
もちろん、うまくいかないときは何もしてもダメというときもありますが、
ちょっとした順調なキッカケがあるだけで、一気に勉強がはかどったり、
英会話が盛り上がったりするからです。
特にニュートラルなときが大事かもしれません。
少しの事で良い方向にも悪い方向にもいってしまうからです。

目的志向は自由への旅立ち

目的志向は過去と決別することを意味しています。
過去や現状がどうあれ、今できることは何かを考えるからです。
ある意味、言い訳する理由がありませんので、
目的思考でいれば必ず先に進めるといっても良いと思います。
そして進んでいれば自分の闘志に火が付き、行動が加速していきます。
本当に目的志向ではいれば劣等感を感じにくくなるではと思います。
○○の劣等感を無くしたいという束縛からの解放ではなく、
○○をしたいという本当の願いを開く考えになるのではと思います。

おわりに

原因志向と目的志向について、お伝えしました。
今回は少し抽象的な話でしたが、お役に立てば幸いです。

コメント