英語学習の厄介な点
英語は国際的な言語とされながらも、その国々で単語や表現の仕方、発音が異なります。
日本でも標準語に対して、関西弁、博多弁など地方の言い回しはありますが、
残念ながら英語には”標準語”はありません。
その国に興味があるかどうか
まず学習する英語の国に興味があるかどうか、というのは大事な点です。
何か興味や目的があるのであれば、まずはそれを勉強してみるというスタンスで良いと思います。
(例)
・アメリカのテレビドラマが好き →アメリカ英語
・ハリーポッターが好き →イギリス英語
・オーストラリアに将来住みたい →オーストラリア英語、
・英会話費用を安く抑えたい →フィリピン英語
特定の国を選べない人はどうする?
私のように、そこまで特定の国に拘る気持ちがあまりなく、
世界中で通じる英語を話したいと思っている方、
英語の”標準語”があれば、それを学びたいと思っている人はどうすれば良いのでしょうか。
大きく分けて、2つの選択肢があると思います。
1.どこか英語圏の国を1つ選び、その英語を基に勉強する
2.特定の国を選ばず勉強する
それぞれメリット・デメリットについて考えてみましょう。
どこか英語圏の国を1つ選び、その英語を基に勉強する場合
特定の国を選ばす勉強する場合
私のおすすめ
どこか1つの国を選ぶ
仮に特定の国にそこまで興味が持てない方でも、
どこか1つの国を選んで、学ぶことをお勧めします。
理由は、1つに集中することで、学習面で気を使う範囲が少なくなり、
英語能力全体の底上げが早くなるからです。
いろいろな国の英語が分かるようになるということは素晴らしいことですが、
学習の順序としては後の方にした方が全体として効率が良くなると思います。
言いたいことがある程度言えるようになった段階で、
他の国の言い回しも覚える(聞いて分かるようにしておく)、
という流れが効率の良い学習手順だと考えています。
私はどうだったか?
私は、アメリカ英語を基準として学んできています。
理由は、2つあります。
①日本ではアメリカ英語の教材が一番多い
②アメリカ英語の発音を理解したかった
①が大きな理由ですが、特定の国の英語を学びたいとそれほど強い思いがありませんでしたので、
教材を探すことに手間をかけなくて済むという点です。
②は敢えて言えばという程度ですが、アメリカの「T」サウンドが聞きにくかったからです。
(イギリス英語のTサウンドは私には分かりやすかったため)
私はアメリカ英語を特別に推奨している訳ではありません。
最終的にはご自分で納得するやり方で学んで頂けたらと思います。
それが一番伸びる秘訣だと思います。
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